Story

引いた図面が形になり仲間やお客様と繋がる喜び

2005年入社

栃木営業所 設備課 主任

Aさん

Aさんに聞いたこと

建築関係の仕事をされていたというお父様の影響で、建築や設備関係の世界に興味を持ったというAさん。職業訓練校の建築設備課に入学し、空調や衛生設備などは「人が快適に生活する上でなくてはならないもの」だということを学んだといいます。現在、空調設備の設計と日々向き合うAさんの、頭と心のなかに迫りました。

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1

入社の動機/入社の頃

サービスエンジニアの経験が今を支えている

学生のとき、就職希望先をTO-REIにした理由は何だったのですか?

A

空調設備を学んだ時、「なぜ冷やしたり暖めたりできるのか」に興味を持ったんです。あとは、関東圏内で事業を行っている点。身近に感じられたところがポイントでした。

現在、設計担当のAさんですが、入社から設計部門への配属でしたか?

A

いいえ。まずは、サービスの勉強をするためにサービス部門へ配属されました。

サービスエンジニアの経験は設計に役立っていますか?

A

大いに役立っています。サービスエンジニアとしての4年間の経験があるからこそ、今があります。お客様と接することや、現場設備など、どちらも学べたので。

TO-REIは新卒の方や未経験の方でもゼロから研修施設でしっかり学べ、ステップアップしていくことができる会社です。研修カリキュラムが本当に充実しているんですよ。今は入社後すぐ希望の部門に行くこともできますし、個人の意思が尊重される会社だと思います。

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主な業務

自分1人で1から図面を創るが、仲間との連携が不可欠

現在は栃木営業所の所属ですね。設備課は何人くらいいるのですか?

A

設備課といっても、営業・設計・施工管理に細かく分かれていて総勢8人、設計は私1人です。工事担当者が3人いるので、少なくとも3か所の現場を同時に手がけることになり、1年間で80ほどの現場の設計に関わることもあります。いろいろな現場を幅広く手がけられるので、面白いですよ。

設計業務の流れをお聞かせください。

A

まず営業が提案する見込み顧客の現地調査から始まります。調査内容は、部屋の広さや窓の数、利用目的、利用者数、照明の状況など。

そうしたパラメーターを使って空調の負荷計算をし、必要な能力を割り出します。あとは機種を選定し、必要な工事を想定して見積を作成、営業が受注するという流れです。

正式に受注したら、どこにどの機械を設置し、どのように配管を繋ぐかを考え、工事のための詳細設計を行い、最終的にCADで図面を作成します。

設計の面白さはどこにあると思いますか?

A

特に新規設置の場合は、お客様の要望や予算などの制約はありますが、何もないところに自分の好きなように設計を行うことができます。そこが設計の仕事の醍醐味ですね。

未経験の方でもTO-REI入社後に設計を学べるのでしょうか?

A

CAD未経験でも先輩がしっかり教えてくれますので、ゼロから学ぶのにとても良い環境だと思います。「設計」と聞くと難しそうなイメージを持たれるかもしれませんが、一つひとつ順番に考え積み重ねていく作業なので、さほど難しくはありません。

TO-REIならば、なおさらじっくり覚えていけると思います。私も学校では「ドラフター」を使っていたので、CADは入社後に教えてもらったんですよ。

ここで一息!

ところで、
Aさんもやっている「設備設計」ってどんな仕事?

設備設計とは、空調をはじめとした設備をゼロから設計するTO-REIのブレーン。緻密さと創造性、どちらも要します。一人静かに細かな作業をしたい方には最適。ただし、横との繋がり構築やお客様への思いの強さも適性として問われます。詳しくは職種を紹介しているこちらをご覧ください

詳しく見る

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3

経験が浅かった時代

現場の職人さんからの教えが財産

経験が浅かった頃の印象的な出来事があったら教えてください。

A

サービスエンジニアから設計に移って、初めて大型現場の施工管理を任された時、大学の教室に計330台の室内空調機を設置するという案件を担当しました。

自分の力を先輩たちに認めてもらうチャンスと考え、相談しないで進めてしまったため、必要な部材を手配しないまま現場に乗り込んでしまったのです。

大丈夫だったんですか?

A

いえ、いざ工事が始まった時、部材がないので職人さんにこっぴどく叱られてしまいました。その後も、何が足りない、どこが違っている、と毎日のように怒られました。そこで私は、「教えてください」と頭を下げるようにしました。

それで、職人さんの反応は?

A

厳しさもありましたが、とても丁寧に教えてくださいました。図面と現場ではズレがあったり、思ったように収まらないといったことが起こるのですが、図面を引き直し、職人さんとやり取りするうちにコツを覚えていきました。

次第に職人さんとのコミュニケーションも取れ始め、最終的に工期内で無事に納めることができました。

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4

仕事に感じるやりがい

図面が形になったときの達成感が次へのモチベーション

業務のなかで心がけていることはありますか?

A

設計は、営業と工事の中間工程でもあります。営業は、金額のことを言ってきても、実際にはその金額では職人さんの手配も工期も難しい、ということがあるんですね。

そんな時は、私が間に入って第三者的に意見を言ったり、代替案を考えて調整したりします。「できないものはできない!」と突っぱねる時もありますが、どうすれば解決できるか、自分が主体的に考えて動くことを心がけています。

ご自分の設計が形になるのは素敵ですね。

A

設計としての役割は、工事に図面を渡して一旦は終わることが多いので、現場が完成したら必ず実物を見に行きます。図面通りに収まっているか、稼働状況に何か不具合はないかどうかを確かめることが大きな目的です。

ただ、自分の“作品”を見て達成感を味わうことは、モチベーションの1つにはなります。特に、自分が好きなように設計した現場を見る時は、大きな満足感を覚えますね。その場でお客様からお礼を言われることもあり、そんな時はとてもやりがいを感じます。

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5

職場としてのTO-REI

休日も一緒に過ごすほど仲の良い職場

Aさんから見て、TO-REIはどんな職場ですか?

A

私は新卒でTO-REIに入社したので他の会社を知りませんが、TO-REIは社員同士の仲がとても良いと思います。休日でも一緒に遊びに行くことがあったり。そういう場では、上司・先輩・後輩ではなく“気の合う仲間”として、気兼ねなく同じ時間を楽しめています。

趣味の合う人がいたりするといいですね。

A

私はバイクが好きで、同僚とツーリングに出かけています。設計は頭をよく使う仕事でもあるので、いいリフレッシュになっていますね。

設備設計も0から学べるのがTO-REIの魅力
空調管理や環境問題に関われる、安定的将来性豊かなTO-REIで働いてみたい方はこちら

TO-REI栃木営業所設備課主任

Aさんの
かすぎてわらない

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一般の方にはまず伝わらない計算式等が載っています。郊外では工場が多いため局所排気計画が多く、かなりの頻度で見ているためほしい資料がどのページにあるか大体覚えています!営業所用もありますが、これは個人で購入しました。計算が好きな方にはお勧めです!

※当記事は2018年11月時点の内容です。

AさんのTO-REI愛が伝わった方はこちらもチェック

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