STORY
1
入社の頃
先輩を見て「あんなの無理」と思っていた
Tさんは、TO-REIに新卒で入社されたそうですね。
T
はい。日本工業大学を出て、そのまま入社しました。
最初はどこに配属されたのですか?
T
前橋サービスステーションです。当時はみんな入社後には真っ先にサービスエンジニアとしての研修を受けていました。
サービスエンジニアとしては、工業大学出身というのは有利そうに感じます。
T
工業を勉強してはいましたが、現場に行ってみると、また違うんです。はじめのうち先輩に同行していた頃は、先輩のされているメンテナンス作業などを見て「自分にはできない、無理」って思ってました...
そんなに難しそうだったのですか? たとえば?
T
そうですね、エアコンとかボイラー、ポンプなどのメンテナンスは難しそうなんですよ、本当に。
工学部ご出身でも、大学で見たことがないような設備だったということですか?
T
ええ、この会社に入って、初めてエアコンなどの機器の中身を見たんです。
それでは、工学や理系専攻ではなかった方でも、メンテナンスはできるようになるのでしょうか。
T
はい、TO-REIの研修は施設もカリキュラムもたいへん充実していますから、文系の方でも問題なくメンテナンスを学べますよ。
ちなみに、Tさんがエアコンやボイラーのメンテを「できる!」と思えたのは入社何年目頃なのですか?
T
入社5~6年目には自信がついてきたと思います。
STORY
2
業務に慣れてきた頃
喜んでいただけることが喜びになった
入社後、5~6年経った頃に自信がついてきたというのは、またどうして?
T
1人で現場に行けるようになったのが入社5~6年目だったんですよ。失敗もありますが、知識や経験も蓄積できてくるので、一通りは見られる感じになっていきます。
現在は...18年目ですね...そうなりますと、だいぶご覧になれますね(笑)
T
そうですね(笑)修理の現場は15年任せていただいたので、だいぶ見られますよ。
業務を行うなかで感じる「やりがい」は何でしょう。
T
やはり、お客様に喜んでいただいているなと実感する瞬間に、大きなやりがいを感じますね。
具体的なエピソードをお聞かせいただけますか?
T
修理時代は、急なお困りごとでお客様からご連絡をいただき、駆けつけることもありました。自分が行った応急処置でトラブルが解決した時は、目の前でお客様に喜んでいただいて、お役に立てたんだなと実感しましたし、達成感もありました。
営業に移ってから感じるやりがいは、やはり少し違ったものですか?
T
そうですね、営業になってからは、私がご提案したプランで実際に工事をしていただいて、「すごく良かった!」と大変喜んでいただいた時にやりがいを感じます。そういう意味では、修理や営業でも、同じかもしれません。
STORY
3
資格について
ありがたかった先輩のサポート
TさんがTO-REIに入社して良かったなと思うのは、どんな点ですか?
T
手に職が付いたのはもちろんですが、さまざまな資格を取ることができたのは、TO-REIに入ったからこそだと思います。名実ともに身についたことに対して、達成感は覚えますね。いちばん良かったのは、そういう点でしょうか。
たとえば、どんな資格を取られたんですか?
T
入社後ですと、消防設備士、電気工事士、危険物などです。
すごいですね!ですが、多くの努力もされたのでしょうね...
T
はい、勉強もたくさんしました。そこも含めてよかったです。
一般的には、会社に入ってからの資格取得は大変だと思いますが、仕事をしながらどうやって勉強を進め、合格できたのでしょう。
T
実技を伴う資格を取るときに、先輩が勤務が終ってからもアドバイスをくれました。お力をお借りできて心強かったですし、そのお陰もあって合格できたと思っています。
STORY
4
脱炭素支援スタートに向けて
脱炭素事業は設備のプロとしての集大成
この度、脱炭素支援を中心とした営業を担当されるということですね。TO-REIの新たな挑戦のコアな部分を担われますが、何か「こうしてみよう」と心がけていることはありますか?
T
これまでの営業とは違って、脱炭素を念頭に置いた提案が必要であることは言うまでもありません。
脱炭素支援では導入する設備機器がどうしても増えるので、その分費用がかかってしまいます。ですが、脱炭素への取り組みを進めていかないと、契約を取れなくなってしまったり、企業としての価値・評価が下がったりしてしまう恐れが高まってきました。
いまの時代の流れや、エコ、カーボンニュートラルの重要性をお伝えし、未来を見越したご提案ができるよう、心がけています。
脱炭素支援の営業をするにあたって、これまでの経験は役に立ちそうですか?
T
はい、もちろんです。今まで得た設備機器に関する経験と脱炭素についての知識を組み合わせれば、説得力のある営業に活かせると思います。設備機器の修理と営業をしてきましたので、脱炭素支援の営業は、いわばこれまでの集大成です。
ご提案する際に工夫しているポイントはありますか?
T
お客様のご事業内容やお使いになっている設備を知っているので、それを基本として効果的に脱炭素できるようにご提案をします。たとえば冷却負荷や熱負荷がこの条件でしたら、「こちらのヒートポンプがおすすめです」という感じに。
脱炭素をいちばんおすすめしたいお客様は、どのような企業や事業者様ですか?
T
環境に対する意識が高いお客様や、脱炭素を企業としてアピールしたいお客様です。
そもそも、今回の脱炭素営業はTさんが志願されたのですか?
T
それは、会社からです。
会社から脱炭素営業を任せると言われたときのお気持ちは?
T
私個人にというよりは、「営業全体が脱炭素を意識して業務にあたりなさい」と言われたのですが、いずれにしても、営業に入って2年目に同じことを言われたときは、そんな難しいことはできないと思いました。
しかし、今は脱炭素に関しての知識も増えたので大丈夫です。「はい、がんばります」という気持ちです。
営業マンとして、今後、地元で貢献したいことはありますか?
T
ただ機器を更新するだけでなく、省エネを意識した更新をご提案することで、お客様のランニングコストを削減することができます。
知識や経験を最大限活かして、少しでもお客様が苦労する事なく脱炭素できるようなご提案をすれば、事業運営に貢献できるのではないかと考えています。